カビキラーでも取れないコーキングのカビには「かびとりいっぱつ」を試しましょう!

 みなさんこんにちは、オケラです。工務店さん向けの掃除屋をしております。カビキラーって本当に優秀ですよね。ハイターも同じかな?僕はカビキラー(ハイター)の根の浅いカビならばほとんどやっつけてくれる、あの攻撃力の高さには常々敬服しております。主成分は塩素なのでしょうが、カビキラー(ハイター)よりも塩素の濃度が高いと思われる次亜塩素の原液なんかを買ってきて、カビだらけのユニットバスに塗り付けてみたところで、カビの抜け落ち具合はカビキラーと変わらない印象です。むしろ、壁などの垂直面にもすぐ垂れ落ちない泡状の薬液に、大企業ならではの研究力で様々な添加剤を配合されたカビキラー(ハイター)の方が、安価で効果的にカビを除去してくれているように思われます。カビキラーと比べ、ハイターの方が泡のもちもち感が上のような気がしますね。スプレーの泡だたせ方の違いなのかな?

 そんなカビキラー(ハイター)でもコーキングのカビには太刀打ちできないようで、どれほど泡だらけにしたところで、ましにはなっても完全には取り切れません。そこで便利なのが僕の大好き「かびとりいっぱつ」です。鈴木油脂工業という業務用洗剤では有名な会社の製品で、僕は多い時で月に2~3本使っています。カビキラージェルタイプもホームセンターなどで売ってはいるものの、業務用としてはサイズがあまりにも小さすぎるものですから、僕は試したことがありません。ジェルタイプのカビ取剤の使用方法なのですが、コーキングのカビの上にジェルを覆うようにのせていきます。しっかり乾燥していれば壁などの垂直方向でも、粘度の高いジェルですので、なかなか垂れません。ですので薬剤の効果が長時間続きます。塗り込む時に気泡などが入り込んで、カビと薬剤に隙間ができてしまうと、その部分だけ色が残りますので、20分に1回ぐらいチェックして、塗り残しを無くしていきます。薬が効く前に薬剤から微量のガスなんかが発生して、気泡を発生させるのかもしれないですね。カビキラーや、ハイターよりはずいぶんとましですが、塩素臭に弱い方は、しっかりと換気を行ってください。僕は塩素の臭いが苦手で一度負けて酔ってしまったことがあり、その時、へそから下の下半身の力が入らなくなってしまったのでした。しばらく床にごろんと横になりながら、ガス中毒は恐ろしいなあと身を持って感じることができました。その後、過敏症になったのか、少しの塩素臭でも同様の症状が出るようになってしまったので、ホームセンターでも売っている防毒マスクを着けるようにしました。シゲマツという会社の3000円程の本体と500円程の活性炭フィルターなのですが、すごいですよ。まったく臭いがしなくなります。塩素ガスだけではなく、酸性のガスや、フィルターを交換すればシンナーなどの有機溶剤系の臭いも大丈夫。硫黄臭やヘドロ臭もどういう訳か吸収してくれるのです。そのすごさは別の機会にご紹介いたします。僕のような虚弱体質な方にはおすすめです。その工程を2~3回繰り返し、半日もすれば、完全消滅してくれるハイスペックなかびとりいっぱつです。もちろんいつでも全てのカビを除去できるわけではなく、日頃からちゃんとハイターやカビキラーを使用している場合でも発生したカビは、大抵取り切れないことの方が多いですね。カビ抜きが終わって、薬剤を洗い流す時、特にジェルが乾燥してしまっている場合など、強いシャワーを当てても、取り切れないこともあります。その時は面倒臭くてもスポンジやブラシを当てたほうがいいですね。ところで僕の保管状態が悪いのか、購入して3か月程するとジェルの粘度が下がってしまい、壁などの垂直面では垂れ落ちるようになってしまいます。まあ、皆さんは夏の熱い車の中に入れっぱなしということは無いでしょうから、あまり心配いりませんね。

 カビは水分と温度と栄養分の諸条件が整えば、あっという間に広がってしまいます。できることならば、まだ小さいうちにこつこつやっつけておくことがなによりです。そしてコーキングのカビは一般的には難易度が高そうに思われているようですが、適切な薬剤を使えば、誰でも簡単に落とすことができますよ。皆さんもぜひ挑戦してみてください。その際、説明文はきちんと読んで理解を深めてからにしてください。塩素ガスはこわいですよ。ではでは

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